【連載】委員長、出番ですよ!(第9回)

 

こんにちは!総務・広報委員会です!

 

気づけば2018年もあと数日。

年の瀬も押し迫ってきて、みなさん慌ただしい日々を過ごされていることでしょう。

穏やかな正月を迎えるためにも、あとひと踏ん張りです!

 

さて、対談形式になって早くも3回目となる「委員長、出番ですよ!」。

今回は、今月19日(水)に12月例会を控えている人間力向上委員会の柴田委員長に登場して頂きます!

 

 

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人間力向上委員会

柴田 智広 委員長

委員会テーマ:支えられ、成し遂げられる人を目指す 〜理解・構想・実現を通じて〜

生年月日:1979年1月8日

出身:三重県松阪市

職歴:システム開発会社 → インフォコネクト株式会社

 

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ここまでの委員会活動の中で、委員長自身にも変化があった、とのこと。

12月例会の内容と合わせて、じっくり話をお聞きしました。

 

行動し、実現するための思考法

- 今回「デザイン思考」という人によっては聞きなれない言葉がキーワードになっていますが、柴田委員長が今回のテーマを選んだ理由を教えて下さい。

(柴田委員長)
まず、「デザイン思考」とは、デザイナーさんが普段の仕事の中で行っている仕事の進め方を、他の仕事でも活かせる方法にまとめていったもの、です。

 

例えば、人の考え方というのは、「感覚的=右脳派」「論理的=左脳派」に分けられます。

これは、どちらが正しいとか、優れているとかいう話ではなくて、いろんな人や考え方と向き合っていけば、お互いに高めあうことができる。

そのために「デザイン思考」が活かせますよ、ということを学べる場にしたいと考えています。

 

- 具体的には、どのようなシーンで活かせるんでしょうか?

(柴田委員長)
新しい事業や、新しい取り組みを始める時って、左脳派だけでは大きな効果が得られないことも多いんです。

例えば、松阪YEGでは「メンバーを増やしたい」っていう目的がある。

左脳派だと「訪問する」「声掛けをする」という地道な発想になりがちなんです。

大切だけどいたって普通、ですよね?

左脳派は手段・分析を重んじる人が多いので、無難な発想になりやすい。

対して、右脳派の強みとは発想力や創造力です。

既存の方法にとらわれない、斬新な発想で課題を乗り越えられる可能性があります。

 

(宇野会長)
柴田委員長も言っているように、右脳派のほうが全て強い、という話ではないんだよね。

イメージに説得力を持たせるためには、左脳派が得意とする理論的な発想が必要。

課題解決の糸口になるのが右脳派の斬新な発想かもしれない。

 

(柴田委員長)
得意分野はそれぞれ違っていいんですよ。

むしろそのほうが相乗効果も生まれやすい。

「感覚的な人を理解できる理論派」、「理論的な人を理解できる感覚派」であればいいんです。

 

- 相乗効果を生むためには、全員が同じ方向を向いている必要がありますね。

(柴田委員長)
そう、ベクトルは揃えたい。

さっきの松阪YEGの話を例にすると、「1年後にメンバーが300人になっていたら面白いよね」というコンセプトを打ち出せば、それに共感する人は出てくるはず。

「〇〇をしよう」という手法は合意がとりにくい。

「〇〇にしたい」「〇〇になりたい」というコンセプトは合意がとりやすいんです。

 

- でも「そんなことは夢物語だ」という意見も出てきますよね。

(柴田委員長)
そんな時に「デザイン思考」を活かしてほしいんです。

「デザイン思考」では、コンセプトに基づいて、短いスパンで小さい試作と失敗を積み重ねていきます。

その過程で消えていくものも多いですが、イノベーションにつながるものが出てきます。

宇野会長の「まずはやってみよう」に通ずるものもあると思います。

 

- では、実際に「デザイン思考」を行う上でのプロセスを、例会のネタバレにならない範囲で教えてください。

(柴田委員長)
案内文にも書いてある通り、基本的には5つのステップで成り立っています。

①共感、②定義、③発想、④試作、⑤試行の5ステップ。

 

①共感は、観察すること。

仮想ユーザーのニーズ・課題を掘り下げていくことです。

 

②定義は、コンセプトを決めること。

その人たちのニーズに対して、どういう方向性で取り組んでいくのかを決めます。

 

③発想は、手段を考えること。

決定したコンセプトに対して具体的な解決策を考えていきます。

 

④試作は、具現化していくこと。

絵に描いてみたり、模型を作ったりして、実際に作ってみることです。

プロトタイピングとも言います。

 

⑤試行は、実験すること。

実際のユーザーに見せたり、使ってもらったりすることでテストを行い、反響を見ることです。

 

これら5ステップを短いスパンで繰り返すことで、どんどん精度が高まっていくんです。

場合によっては③~⑤のみを繰り返すこともあります。

 

- スピード感も必要になるので、活発な意見交換ができる雰囲気作りも大切ですね。

(柴田委員長)
委員会内でも、雰囲気作りには気を使っています。

みんなでデスクを囲んで、自由に発言ができるようにしています。

全員がペンを持つことで思いがけない意見が出ることもあります。

 

※実際の委員会風景

 

- 例会でこのプロセスを実践的なワークを通して学ぶことで、事業所でも活かせるようになる、と。

(宇野会長)
「デザイン思考」は、事業所の業務改善でも活かせるよね。

例えば、僕の事業所はまだまだ紙文化。

「紙を使わない」ってなったら、当然支障が出るし、反対もされる。

けど、それを乗り越えて実現するためには、デザイン思考は役に立つと思う。

実現に向けて社員に動いてもらうためにも大切な考え方だよね。

 

(柴田委員長)
人生設計でも役に立ちますよ。

○○歳の時にどんな自分でいたいか、みたいな。

未来の自分を実際に作ることはできませんが、イメージ上でプロトタイピングすることで、「何が必要か」が見えてきます。

 

ここまでの委員会、これからの委員会

- 今年度もいよいよ終盤に向かっていくわけですが、ここまでの委員会活動を見てきて、宇野会長としてはどのように感じますか?

(宇野会長)
意図的か偶然かはわからないけど、僕が所信で書いている「行動して、実現する」方法を具現化してくれているな、と。

「どうせできない」「過去にやったことがない」といった思考からの抜け出し方を噛み砕いて伝えてくれているよね。

 

(柴田委員長)
当たり前ですけど、会長のスローガン「まずはやってみよう」は「無策でも良いので、まずはやってみよう」ってことではないと私は考えています。

目標を考えることは大切なんですが、考えるだけで終わってしまうことも多い。

目標に向かって、どうやって取り組むかを全員で考え、実践していくことが重要なんです。

僕が理想とするのは、主体性がありつつ、まとまりがあって、行動力がある組織。

そのために活かせる思考法を6月・12月例会では紹介しているつもりです。

 

- 柴田委員長はここまでの委員会活動を振り返ってどう思っていますか?

(柴田委員長)
頑張れば一緒に行動してくれる人がいるんだ、と思えたことは純粋に嬉しかったですね。

自分はノリがいいタイプではないんですが、愚直にやっていく中で、最初は数人しか集まらなかった委員会も、だんだん参加者が増えていきました。

今では、急遽開いた臨時委員会にも、たくさんのメンバーが予定を調整して来てくれるほどです。

自分がメンバーに何をしてあげられたのか、は分かりませんが、純粋に委員長をやって良かったと思えます。

…あ、まだ終わってないですけど(笑)

 

(宇野会長)
打算的な人付き合いでは、どこか硬さが残るし、見透かされるよ。

「愚直」だったからこそ、メンバーは柴田委員長に着いてきたんだと思うよ。

 

- 残り3か月、どんな委員会活動にしていきますか?

(宇野会長)
柴田委員長は、これまで「誰かのやりたいこと」を実現するための事業をやってきてくれているよね。

最後は、「自分のやりたいこと」を前面に押し出した事業を一つ企画してほしい。

 

(柴田委員長)
今は12月例会で頭がいっぱいなので、次に何をやるかまでは考えられていません。

ただ、この1年で僕の考え方が大きく変わったんです。

今まで手順を中心に考えていたんですけど、「こうなったら素敵だね」とイメージすることを重視して考えるようになりました。

例えば、3月には卒業例会がありますが、「何をするか」ではなくて「卒業生がどうなっていたら素敵かな」から考え始める感じですね。

今後の委員会活動も僕や皆が「こうなっていたら素敵だね」をイメージしながら考えていきます!

 

- 楽しみにしてます。ありがとうございました!

 

まずはやってみる、ための思考法が学べる12月例会

 

「デザイン思考」でまずはやってみよう!

~ イノベーションを生み出すワークショップ・体験 ~

松阪商工会議所 3F 第一研修室

2018年12月19日(水)

18:30~21:00(18:00受付開始)

※松阪YEG会員のみの参加となります

 

みなさん奮ってご参加ください!

 

【連載】委員長、出番ですよ!(第8回)

 

こんにちは!総務・広報委員会です!

 

いよいよ寒くなってきました。

みなさん風邪などひかないよう、お体にお気を付けください。

 

さて、前回から対談形式になった「委員長、出番ですよ!」。

今回は、11月11日(日)に開催された公開例会、フォトロゲイニング松阪2018を企画した地域・交流委員会の市野委員長に登場して頂きます!

 

 

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地域・交流委員会

市野 奈央子 委員長

委員会テーマ:みんな大好き♡夢のあるまち 〜松阪に住んでてよかった〜

生年月日:1976年9月28日

出身:三重県尾鷲市

職歴:金融関係会社 → 松阪クレーン株式会社

 

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今回は、市野委員長と宇野会長に加え、総務・広報委員会の野島委員長も参加しての対談となりました。

 

フォトロゲを終えて

- まずは、イベントを終えた率直な感想を聞かせてください。

(市野委員長)
当日は大成功。

準備段階については、色々不備もあり反省する点も多かったですね。

瀬戸YEGさんから頂いた資料を基に企画・準備を進めていったんですけど、細かい部分は手探りで…。

本番ぎりぎりまでバタバタしちゃいました。

 

あと松阪らしさにこだわりすぎたかもしれません。

景品をお肉メインにしたことで、運営費が嵩んじゃって…。

結果、参加費も高くなっちゃいました。

今回は私たちの「松阪を知ってほしい」が前に出すぎた内容だったので、またやれる機会があるなら、もう少し参加者に寄せた企画ができれば、と思いました。

 

 

- 集客に苦労しているという話が漏れ聞こえていましたが、結果的には大盛況となりましたね。

(市野委員長)
半分が市外からの参加者でした。

県外からの参加者も15%くらい。

けっこう広いエリアでしたけど、遠いポイントまで行ってくれた人たちも多くて、コースづくりもよかったかな、と思います。

 

(宇野会長)
「歩いて回る」ということの意義を感じたよね。

歩いていると、話す・見るしかやることがない。

人間同士での気づきもあるし、街への気づきもある。

普段車で移動している道でも、歩いて回ると景色は変わる。

そう意味で、地元参加者にも気づきがあったイベントなんじゃないかな。

 

- 松阪YEGのメンバーにも「フォトロゲイニング」を初めて知った人も多かったと思いますが、なぜイベントテーマにフォトロゲを選んだんですか?

(市野委員長)
まず地域・交流委員会を任されたときから、「イベントをしたい」って思っていたんです。

私もフォトロゲを知らなかったんですけど、宇野会長・長嶋副会長・小泉室長が瀬戸のフォトロゲに行った話を聞いて興味を持ちました。

その後、私と青木副委員長・安達副委員長の3人で駿河のフォトロゲに参加してみたんです。

実際参加してみて、松阪で開催できるイメージを持てたことが、フォトロゲを選んだ理由ですね。

 

(宇野会長)
地域振興(町おこし)が主目的のイベントだし、委員会テーマにも合ってたよね。

イベントとしては大成功だったと思う。

委員長は「準備に不備あり」って言っているけど僕から見れば準備段階も良かった。

業務が一人に集中せず、ちゃんと手分けできていて、メンバー全員で作り上げていく感じが良かったよね。

 

 

- 主催者側は町を知ってほしい、参加者側はスポーツイベントとして楽しみたい。
主催者側・参加者側の目的が分かりやすいイベントですよね。
また、継続していく中でブラッシュアップしていきやすいイベントだと感じました。

(宇野会長)
費用対効果の高いイベントだよね。

一委員会で組み立てるのは大変だったと思うけど、当日の運営側の作業量としては無理がなかったと思う。

継続していくことを考えたときに、観光協会や市に渡せる事業なのも良い。

そういう意味ではYEGらしいイベントと言える。

 

(市野委員長)
参加者アンケートにも「楽しかった。また来年もやってほしい。」という意見が多数ありましたよ。

 

 

- 当日の撮影班として参加した野島委員長はどうでした?

(野島委員長)
委員会の苦労話を聞いていたし、参加者をおもてなしする気持ちは強かったですね。

撮影班としてコースを巡回していたけど、参加者はもちろん、スタッフも楽しみながら参加できていたと思います。

 

(宇野会長)
東ブロ親睦交流会の時とは違って、今回はあくまで一委員会の例会で、特別な組織図を作ったわけではないんだよね。

それでも運営側がチームとして動けていた。

何か事業をするために組織図を作らないと動けないのなら、YEGらしさがないよね。

組織図がなくてもチームで動ける、という理想を実現できていたと思うよ。

 

 

ここまでの委員会、これからの委員会

- 地域・交流委員会としては2回目の例会を終えたわけですが、ここまでの委員会活動を振り返って、宇野会長はどう感じましたか?

(宇野会長)
僕が頼んだことは「地域・交流委員会として地域振興につながる親睦交流を考えてほしい」ということ。

地域や人を巻き込める事業活動にしてほしかった。

そういう意味では、5月例会でCSRを取りあげたのは意外だったよね。

 

(市野委員長)
私としては、着地点しか意識してないんですよ。

働きたい企業、参加したいイベントが増えれば、それが街の賑わいになって、市外の人も振り向いてくれる。

青年部メンバーもそのお手伝いができればいいな、って。

5月は「企業を良くすることによる地域貢献」、11月は「楽しいイベントによる地域貢献」、という位置づけです。

 

- 残りの4ヶ月はどう動いていく予定ですか?

(市野委員長)
フォトロゲをつなげていくのか次第で動き方は変わりますよね。

つなぐなら、自分たちがやって来たことを残していかないといけない。

フォトロゲのレポートを題材に、今後のYEGとしての地域振興を考える公開委員会をするのもいいですね。

個人的にはつなげていきたいと思っています。

 

(宇野会長)
1回目をやるより、2回目をやる方が大変だよね。

単年事業が基本となるYEGにおいて、「続ける意志」を提示したことによる責任は大きい。

同じ意味で「やめるとき」も大変。

1回目を担当した委員長が継続の希望、事例報告を申し送ってあげれば、2年目の負担は少なからず軽くなるよね。

フォトロゲの効果や目的をしっかり伝えてあげてほしい。

効果や目的が分かっていれば、ビジョンが見えるから。

 

そして次年度へ

- 委員長をやってみて、執行部の印象はどうですか?

(市野委員長)
優しいですよ。

もっと厳しく指摘されるイメージがありました。

 

(宇野会長)
我々としては、否定するのではなくて、どうすれば実現できるかを一緒に考えるようにしているよ。

 

- 次年度はご自身が執行部メンバーですが、どんな副会長を目指しますか?

(市野委員長)
委員長を暖かく見守れる副会長になりたいと思います。

 

- 次年度の委員長へ一言

(市野委員長)
まずは、自分のやりたいことをやってみればいいと思います。

メンバーには能力の高い人が沢山います。

意外な人が力を発揮したりもしますから、メンバーを頼ってみてください。

 

- ありがとうございました!