【連載】委員長、出番ですよ!(第5回)

 

こんにちは!総務・広報委員会です!

 

記録的な猛暑。予想外のコースを辿る台風。

まさに異常気象が続く中、皆さんお仕事お疲れ様です!

 

さて、今回の「委員長、出番ですよ!」は今月17日に8月例会を控えている経営・研修委員会の委員長にインタビュー!

 

 

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経営・研修委員会

青木 秀人 委員長

委員会テーマ:Failure teaches success 〜だから、やってみよう〜

生年月日:1978年9月14日

出身:三重県松阪市飯南町(旧飯南郡飯南町)

職歴:某証券会社 → まごころあふれる整骨院

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医療系委員長にインタビュー!

 

すべてのキッカケは「ありがとう」

- いつも治療でお世話になっております(笑)
整骨院を開業される前は、証券会社勤務だったんですね。

(青木委員長)
そうなんです。

福井県の高校を卒業してから、東京の大学へ進学して。

そのまま東京で証券会社に入社しました。

 

- 高校が福井県?
部活動か何かの推薦ですか?

(青木委員長)
いやいや、通っていた飯南中学の姉妹校が福井県にありまして、毎年1〜2名の募集枠があるんです。

閉鎖された田舎を出て、外の世界を見るにはいい機会かな、と思って進学を決めました。

 

- さらに大学では東京に出てみた、と。
証券会社ではどんなお仕事をされていたんですか?

(青木委員長)
営業職です。

正直、楽しいと思ったことはなかったですね。

ノルマを追ってるだけで、ストレスしかなかった、

 

- 何が一番辛かったですか?

(青木委員長)
報われてる実感がないんです。

お客さんに損をさせて「すいません」と言う。これは当然。

でも儲かっても、「ありがとう」って言われることは少ないんです。

謝ってることの方が圧倒的に多かったんですね。

 

- そんな中、転職を決めたキッカケは何だったんですか?

(青木委員長)
実家に帰った時に母親にマッサージしたら「ありがとう」って言われたんです。

小さなことですけど、やっぱり「ありがとう」って言われると嬉しいんですよ。

「ありがとう」って言ってもらえる職に就きたいと強く思った瞬間でした。

 

柔道整復師を選んだのは、家業が医院だったこともあって、医療関係に興味があったんです。

あと、サラリーマン生活に辟易していたんで、開業できる職を前提に考えました。

 

背中を押してくれたのは…

- その後、国家資格を取得して、松阪で開業されたわけですが、松阪YEG入会のきっかけは?

(青木委員長)
患者さんが宇野現会長の知り合いで、「松阪で商売するなら商工会議所に入っておいた方がいいよ」って、宇野さんを紹介してくれたんです。

2016年12月に入会して、

1年目=総務・広報委員会

2年目=交流委員会

今年で3年目になります。

 

- 宇野会長とは入会後に親交を深めたんですか?

(青木委員長)
1年目の室長が宇野さんで、2年目も直属の副会長が宇野さんだったんです。

とはいえ、宇野さんには飲み会で一番可愛がってもらいましたけどね(笑)

 

- 委員長指名の際、宇野会長からは何と言われましたか?

(青木委員長)
食事に誘われて、「委員長やって」って。

まぁ、宇野会長は1時間遅刻してきましたけど…。

 

- …そのまま書いておきますね(笑)

(青木委員長)
その時は、「少し考えさせてください」と言って帰りました。

家に帰って、妻に相談したら「私もサポートするからやってみなよ」って背中押してもらって決めました。

 

- 素敵な奥さんですねっ!

 

「やりたいこと」と「やるべきこと」

- 委員会テーマはどうやって決めたんですか?

(青木委員長)
僕の場合は、もともとやりたいことがあったので、それを経営・研修委員会でやるにはどうしたらいいかを当てはめていきました。

 

- やりたいこと?

(青木委員長)
ネグレクトの子供たちを助けたい。

ある患者さんから「松阪市にもネグレクトで1日1食(給食)しか食べられない子供たちがいるんだよ」って話を聞いて、ものすごくショックでした。

ネグレクトが初めて生々しく聞こえたんです。

子供たちを救うことは、未来の松阪の経済を救うことになる。

救った子供たちが、少しでも松阪を好きになってくれれば…。

これが原点です。

 

- 確かに委員会テーマとして落とし込むのが難しそうですね。

(青木委員長)
委員会はメンバーのためにならないといけない。

うちの委員会だと、メンバーさんが経営のことを学べないといけない。

でも僕は子供を救いたい。

 

そこで経営において集客の重要性に着目しました。

委員会の活動の中で、子供をターゲットとした催し事を企画する。

それに子供たちを集めることを通して、集客を学んでもらう。

その副産物として、集まった子供たちを救う。

たとえ救う必要がなくても、松阪を好きになってもらうことに意味があると思っています。

 

- 人の集め方を学ぶ、ということですか?

(青木委員長)
経営の大部分は「人を集めること」です。

集客も人集め、求人も人集め。

経営としての人集めは「人を集めること全体の戦略を練ること」だと考えています。

 

例えば新規店舗をオープンするとします。

まず、チラシを何枚撒いて、飛び込み営業を何件する。

その結果、何人くらいの人が来てくれる。

そのためにはスタッフが何人必要。

その他の要素も含め、計画をトータルで数値化して戦略を練ることが必要なんです。

 

そして、いくら綿密な計画を立てても、周囲に伝えないと実現しません。

伝えなければ、机上の空論です。

伝えるためには、人と人との繋がりが必要不可欠。

この「伝え方」を年間通して重視していきたいと考えています。

 

「心」を伝える

- 例会テーマで学ぶ「企業の心」について教えてください。

(青木委員長)
例えば、「自社の業種だからその仕事をしている」と、「〇〇のためにその仕事をしている」というのは全く違う。

「何のために」「誰のために」というのが心であり、企業理念だと思うんです。

これは経営を行う上での最も根幹となる部分だと考えています。

 

講師の井口氏はあみやき亭などのCMを手がけられている方です。

井口氏には患者さんの紹介でお会いしたんですが、

「クライアントが最も大切にしている心を大事にしている」

「それを自ら学んだ上で、戦略を考える」

という言葉に感銘を受けて今回の例会講師をお願いしました。

講師の過去事例を参考に、事業所としての心(=想い)を考え、伝えたい相手に周知して動いてもらう方法を学びます。

 

経営者の大切にしている心を効果的に周知させることで、その企業が本当に求めている人材や顧客を集めることに繋がると考えています。

 

- 楽しみにしています!ありがとうございました。

 

ちなみに、懇親会には井口講師も参加して頂けるとのこと。

 

あなたの計画・戦略が加速する!?

事業所が今よりもっと人を惹きつけられるようになるかもしれない経営・研修委員会の8月例会、

 

企業の心が人を集める!

松阪商工会議所 1F 大ホール

2018年8月17日(金)

19:00~21:00(18:30受付開始)

【講師】
株式会社スカイシーズ
代表取締役社長 井口 達史氏

※松阪YEG会員のみの参加となります

 

みなさん奮ってご参加ください!

 

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