こんにちは!総務・広報委員会です!
少しずつ秋の足音が聞こえてきました。
とはいえ、まだ暑さが戻ってくる日もあると思いますので、皆さん体調には十分お気をつけください。
さて、今回の「委員長、出番ですよ!」は今月18日に9月例会を控えている総務・広報委員会の委員長にインタビュー!
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総務・広報委員会
野島 篤 委員長
委員会テーマ:New Standard 〜自ら創る!!〜
生年月日:1978年12月2日
出身:三重県鈴鹿市
職歴:某超一流通信会社(12年) → 野島飼料株式会社
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そう!いよいよ我々総務・広報委員会の委員長にインタビュー!!
サラリーマンから経営者へ
- 野島委員長は出身が松阪ではないんですよね。
結婚をきっかけに松阪へ?
(野島委員長)
そうです。野島家の婿養子として松阪へやってきました。
鈴鹿高専の電気科を卒業して、某大手通信会社へ就職。
27歳で結婚を機に松阪へ移住して、31歳の時に野島飼料へ入社しました。
- 結婚してから野島飼料への入社まで、少し間があったんですね。
(野島委員長)
結婚した時点で野島飼料へ入る話はあったんですが、当時通信会社のエリア設計に携わっていたんです。
そのプロジェクトが一段落するまでは待ってほしい、と伝えました。
- 大企業から地元企業への転職、となったわけですが、転職当時はどう感じましたか?
(野島委員長)
正直、かなりショックを受けました。
通信会社の頃は、エリア設計のための市場分析や会議資料を作る日々。
PC作業と会議に明け暮れていました。
それに対して野島飼料では、農家のお手伝いや30kg近い原料を運んで加工したり、配達したりと肉体労働が中心。
匂いもすごいし、暑かったり寒かったり…。
ギャップがすごくて、初めは体力が持ちませんでした。
- 結婚してなかったら歩んでいない職歴ですよね。
(野島委員長)
そうですね。
結婚していたからこそ覚悟ができた。
覚悟があったから弱音も吐かずに済んだんです。
体力的な問題は時間とともに慣れていきましたしね。
- 今年から社長に就任されたわけですが、そこまでの過程を教えてください。
(野島委員長)
1年目は農家で研修をさせて頂きました。
2年目の前半は飼料製造、後半は事務作業。
3年目から7年目は営業を続けて、8年目の昨年から社長に就任しました。
- 段階的にキャリアを積ませてもらえたんですね。
(野島委員長)
前社長(現会長)が77歳まで頑張ってくれたおかげです。
- では、社長になった抱負を聞かせてください。
(野島委員長)
まだまだ勉強中の身ですが、効率化と顧客拡大がテーマです。
生産力を高めて行くため、機械導入などによる効率化を進めています。
また、野島飼料にしかできない飼料作りによる顧客拡大を目指しています。
- 野島飼料にしかできない飼料作りとは?
(野島委員長)
簡単に言うと「オーダーメイドの飼料作り」です。
飼料が変われば味が変わる。
卵を例にすると、餌の段階で色や固さなどが計算できるんです。
お客様の要望を聞きとって、原料の配合を考えて作っています。
- 顧客に密着した細やかなサービスですね!
同世代の仲間を求めて
- 松阪YEGに入ったきっかけを教えてください。
(野島委員長)
野島飼料に入社して3年目くらいの時に、前社長から各団体の会合へ参加するように命じられたんです。
会合に集まっているのは各社の会長とか社長ばかり。
僕は松阪出身でもないから、知り合いが全くいなくて…。
不安だし、正直つまらなかった。
我慢できなくなって、前社長に相談したら松阪YEGを勧められたんです。
- 青年部なら同世代の仲間は増えますもんね。
(野島委員長)
父親同士の仲が良かったこともあって、平井さんの紹介で入会しました。
友人も一気に増えましたし、他の会合でも非常に居やすくなりました。
- 過去、どんな委員会に所属されていたんですか?
(野島委員長)
2015年の4月に入会して、
1年目=経営委員会
2年目=経営委員会の副委員長
3年目=財務・研修委員会
今年で4年目になります。
New Standardで組織を変える
- 委員会テーマにある「New Standard」。
直訳すると「新しい標準」になるわけですが、この「新しい標準」とは何ですか?
(野島委員長)
例えば、今年の総務・広報委員会では、「ATの回答率」「HPの更新回数」を活動の指標としました。
これは昨年までの松阪YEGでは着目されていなかった指標です。
- KPIの練習みたいですね。
(野島委員長)
結果的にそうなりますが、KPIを学ぶことが目的でないんです。
・ATの回答率を指標にすることで、「例会参加の呼びかけ」が標準化した(総務のNew Standard)
・HPの更新回数を指標にすることで、「外部への情報発信」が標準化した(広報のNew Standard)
松阪YEGにとって意味のある手法が標準化したことがポイント。
- 新しい指標を設定し、取り組んだことで松阪YEGの活動が活性化させる2つの「New Standard」(新標準)が生まれた、と。
(野島委員長)
効率化を目的とした新標準として、議事録の音声データ管理や、自動文字変換も提案しました。
こっちは却下されちゃいましたけどね(笑)
- 6月公開委員会でSWOT分析を扱った意図は?
(野島委員長)
意味のある「New Standard」にするためには、現状把握が必要です。
そのためにSWOT分析を活かしてもらおうと思い、企画しました。
ブランド構築のヒントを掴む
- 今回の例会は「ブランド構築」がキーワードになっていますが、どのようなお話が聞けるのでしょうか?
(野島委員長)
タビオ株式会社(靴下屋)は、「靴下」「高品質」という標準(Standard)を社内に浸透させることで、世間にもブランドイメージを浸透させていった会社です。
代表取締役会長である越智直正氏から、以下の3つのテーマでお話を伺います。
・靴下に特化した経営戦略を社内に浸透させた方法
・マスメディアに依存せずに、世の中にタビオを知れ渡らせた方法
・社会情勢に左右されず、成長し続ける企業に育て上げた経営論
ここに中小企業でも活かせるブランド構築のヒントが隠されていると思います。
- 楽しみにしています!ありがとうございました。
事業所の認知度が飛躍的にUPするかもしれない総務・広報委員会の9月例会、
靴下の神様から学ぶ!
〜勝ち続けるためのブランド構築の極意〜
松阪商工会議所 3F 第一研修室
2018年9月18日(火)
18:45~21:00(18:15受付開始)
【講師】
タビオ株式会社
代表取締役会長 越智 直正氏
※松阪YEG会員のみの参加となります
みなさん奮ってご参加ください!